アメリカの若者に人気のハードセルツァー
そもそもハードセルツァーってなに?
セルツァー「炭酸水」という意味で、直訳すると「アルコール入り炭酸水」です。
簡単にいうとハードセルツァーとは 果汁を入れた炭酸アルコール飲料 です。
ハードセルツァーがアメリカで人気になった主な理由が、低カロリー、多種フレーバー、インスタ映え 。健康志向の強い若者からじわじわ流行っていきました。
アメリカのクラフトビールが日本で流行ったように、ハードセルツァーブームも到来するかもしれません!今日は皆さんにハードセルツァーの豆知識を共有していきます。話のネタにしてください!
酎ハイとなにが違うの?
皆さんここで疑問が沸くかもしれません。「酎ハイとかサワーとかと何が違うの??」
その疑問にスパッとお答えします!それは、
酎ハイ→「蒸留酒」,炭酸水やシロップで割ったもの
ハードセルツァー→「醸造酒」,香り付けに果汁やスパイスを加えたもの
蒸留酒と醸造酒の細かい違いは改めて記事にしようと思います。
簡単に言うと、ハードセルツァーは原料の糖分をアルコールと炭酸に変えて香料を加えたものです。
糖分を分解するって、なんだかヘルシーな感じがしませんか?
【あわせて読みたい】
なんといってもハードセルツァーの売りはヘルシーだということ。
それなりの糖質を摂取していることに気づかず、甘くておいしいからついつい飲みすぎてしまう缶酎ハイ。低カロリーの酎ハイもありますが、やはり糖質やカロリーを気にしてしまいますよね。
そこでハードセルツァーが救世主となるのです!!
低カロリー、グルテンフリーですっきり爽やかな飲みごたえ。見た目もおしゃれな缶ばかり。
夏のBBQで持っていったら話題になること間違いなし!
日本にもハードセルツァーの波が!
小規模醸造所がハードセルツァー事業に参入
日本のクラフトビール醸造所が次々にハードセルツァーを作り始めています。
有名どころでいうと、オリオンビール株式会社がハードセルツァー事業に参入しました。
クラフトビールと同じように、醸造所の個性が現れているものが多いです。
私もFar Yeast Brewing のハードセルツァーを飲んでみました。爽やかな炭酸でアルコール度数も低かったので気分転換にありだなと感じました。詳しくは後程レビューしていきます。
サッポロHDがカナダ企業を買収
最近、日本の大手ビールメーカーであるサッポロがカナダに拠点を置く飲料メーカー「アウェアビバレッジズ」を買収しました。日本での販売がうまくいく算段があるのでしょう!大手メーカーの販売力は強力なので今後に注目です。
実際に飲んでみた
さて、ものは試しということで実際にハードセルツァーを飲んでみました!
今回飲んだのは、クラフトビールKAGUA、東京ホワイトなどで有名なFar Yeast Brewing さんが手がけたハードセルツァーです。
左から Blackraspberry(黒イチゴ)、Yuko Ginger(ゆず・生姜)、Cucumber Watermelon(きゅうり・スイカ) です。
原材料の欄を見てみると、糖類、香料、ビタミンCのみ!
【テイスティング メモ】
①Black raspberry
イチゴの酸味と黒イチゴの香りが絶妙でした。三種類飲んだ中で一番香りがいいかも。
後味もさっぱり爽やかで、まったくベタベタしません!
さっと炒めた肉料理にピッタリ。脂っこさを流すので、BBQの人気者になりそうです。
②Yuko Ginger
一言でいうと、漢方よりの生姜の香りがします。ウィルキンソンのジンジャーエール辛口のイメージ。
これまたサッパリしていて落ち着く香りです。
アルコール度数も4.5%と低く、寝る前の晩酌などに向いているかもしれません。
とても落ち着きます。
③Cucumber Watermelon
この三種の中で一番ギャップが強かったのがコレ!
最初きゅうりなんて…..と思っていましたが、一口飲んでびっくり!香りと味わいのバランスが一番取れていました。
メロンの香りがきゅうりの青っぽさを絶妙に活かしていました。
食事にはもちろん、単体でもいけるドリンカビリティ高めのハードセルツァーでした!
私的には Cucumber Watermelon が1番香りも味も落ち着いていて美味しかったです。
まとめ
アメリカで大流行中のハードセルツァーを紹介しました。
爽やかで飲みやすい。なんといっても 低カロリー で グルテンフリー 。
缶の見た目もおしゃれで、これからのアウトドアイベントにもってこいなお酒です。
日本の缶酎ハイ文化という課題もありますが、日本の大手企業も参入してきて、企業戦略など注目です。サッポロはどのように売り込んでくるのでしょうか!?
みなさまも、家飲みのお酒選びの選択肢としてぜひ一度手に取ってみてください!!
気分転換に最適ですよ~。
コメント