この記事はFXを始めて酸いも甘いも経験した投機家に向けた記事です。
FXをこれから始めたい初心者向け講座ではありません。
みなさんFXで稼げていますか?
安定して収益を上げられない。大きく損失を出してしまった。様々な悩みを抱えていると思います。
収益を上げている人の共通点は 相場心理の理解とメンタル管理に長けている ことです。
この記事では 勝つ人に共通する相場心理学への理解とメンタル術を学べる良書を3つ ご紹介します。
安定して利益を出したい人、脱初心者したい人必見です!
私は相場心理とメンタル管理を意識してから、劇的にFXトレードの成績が向上しました。
時間も労力もかかる作業ですが、今回紹介する本が皆さんのバイブルになること間違いないでしょう。
✓ FX歴5年
✓ 月利300%を経験するも、次月で全額資金を溶かすという漫画のような経験あり。
✓ FXは最高峰のギャンブルだと思っている人
トレードで勝てない理由
多くのトレーダーが利小損大に陥ってしまう本質的な理由は以下の2つです。
【勝てない本質的な理由】
✓ 恐怖、不安
✓ 焦り、強欲
毎回の恐れずエントリーして自分の意志によって利益確定するのが真のトレーダーです。
この2つの要素を克服すれば勝ちトレーダーになれます(断言)
一見簡単そうに見える項目ですが、この境地に立つことの難しさはFXで勝てない人の多さを考えれば自然と分かるでしょう。
FXで稼ぐ唯一の方法は「減らさないこと」
孫子の兵法にも記載されているように 真のトレーダーは負け戦をしません 。
FXトレードにおいて一番大切なことは 負けないこと です。
そんな当たり前なことを言われても…..(笑)
と考えたそこのあなた!! 毎回エントリーごとに勝率を考えたりしていますか?
今一度、初心に返って勝てない本質的理由について考えてみましょう。
唯一の解答は控えます。なぜなら答えは人それぞれだからです。
恐怖、不安
こんな経験がある方はまだまだ境地に至っていません。
✓ 連続で負けた後のエントリーが怖い
✓ 小さい利益で確定させてしまう
✓ 膨れた損失を確定できない
なぜ恐怖や不安を感じてしまうのかを各々で考える必要があります。
私なりのヒントを挙げると「独立した確率で考えられていないこと」です。
根本としてFX = ギャンブル
✓ ポーカーやブラックジャックと同様に毎回運の要素がある。
✓ 勝つ確率は常に変動している。
✓ 自分の手札が弱い時にベットしないように自分の想定と乖離した場合損切りする。
勝つ可能性が高い場所でのみトレードすれば恐怖や不安を捨てられるはずです。
焦り、強欲
また、以下のような場合も境地に立っているとは言えないでしょう。
✓ ポジションを取っていないことにソワソワする
✓ 難しい局面でも自分なら利益を取れると思っている
✓ 含み益だったポジションが含み損になった時に決済できない
こちらもなぜ合理的な選択ができなくなってしまうのかを考える必要があります。
「恐怖・不安」と同様に「焦り・強欲」の根本的な原因を自分自身で探すことが重要です。
これらの根本的、本質的な疑問と向き合えるのが、今回紹介する書籍です。
相場心理とメンタル学習で勝てる理由
巷では テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析が主流 です。
しかし、私は 相場心理とメンタル管理こそが勝利への近道 だと確信しています。
テクニカル分析やファンダメンタルズ分析も重要です。私もやっています。
しかし、これらは相場の世界で戦うならできて当たり前なのです。
カジノやパチンコと同様に FXはギャンブルです。
熱くなって周りが見えなくなったら試合終了です。
酷なのが1発退場もあり得る世界です。豆腐メンタルでは即退場です…
「究極的にチャートを動かすのは人の心理である」こちらも常に意識したいポイントです。
テクニカルで売るのではありません。政治発言で売るのでもありません。
結局は、その折々で恐怖や不安に駆られた人の心理が売るのです。
>>> こちらも読みたい 相場で使えるバンドワゴン効果とは? <<<
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FXで稼げない人はバンドワゴン効果の思うつぼ?|相場心理学
お待たせしました!!
次の章で本当におすすめできる良書をご紹介します!
本気で勉強したい人に向けた良書3選
これらの本は、バイブルとして何度もじっくりと呼んでください。
1度目を通しただけでは本質が掴めません。
あなたがFXトレードで大きく稼げる日が来ることを祈っています。
【本気でFXを勉強したい人に向けた良書3選】
◆「問題解決」 著 髙田貴久/岩澤智之
◆ 「デイトレード」 著 オリバーヘレス/グレッグカプラ
◆ 「ゾーン 相場心理学入門」 著 マークダグラス
① 問題解決
FX以外の場面でも使える 問題解決能力の基本を学べる 本です。
現代では就職、開業、出世など様々な場面でロジカルシンキングが試されています。
著者である高田氏、岩澤氏は、トヨタや三菱商事など名だたる大企業の新人教育を行ってきたカリスマ的存在です。
本書は物語形式で問題解決の手順を解説しているので、読みやすく初心者でも手を付けやすいのが特徴です。
◆ 様々な場面で応用できる問題解決能力が身に付く
◆ 1冊がストーリーとなっていて実例と共に学べる
◆ 大手企業の新人教育でも使われている良書
◆ 1冊でロジカルシンキングの基礎と実践を学べる
トレーダーとして、社会人としての基盤づくりに最適な書籍です。
【目次】
1章 問題解決の手順
2章 問題の特定
3章 原因の追究
4章 課題の設定
5章 対策の立案
6章 対策の実行
7章 評価と定着化
② デイトレード
この本は 私が今まで一番多く繰り返して読んだ名著 です。
本当におすすめです。
生き物のように常に変化している相場とどう向き合うかを丁寧に教えてもらえる書籍です。
その他大勢の 大衆心理に惑わされないメンタルを身に付ける ために最適です。
表現にクセがあるので、繰り返し読むことで理解が深まります。
自分の相場への理解度によって本書の見え方が変わるところもポイントです。
◆ トレードで稼ぎたい人は必ず読むべき名著
◆ FXでの悩みを根本的に解決してくれる
◆ 答えが曖昧なので自分で考える力が付く
◆ 相場心理とメンタルにおける私のバイブル
【目次】
1章 トレーディングの勝者への誘い
2章 優れたトレーダーへの精神修行
3章 「逆境」と「損失」
4章 真の勝者を目指すトレーニング
5章 トレーディングにおける7つの大罪
6章 熟練トレーダーへの道
7章 究極のトレーダーの秘密
8章 10の教訓
9章 究極のトレーダーから最後の言葉
5章の内容が本当に素晴らしいの一言。
思いがけない損失の原因はすべてここにあると言っても過言ではありません。
③ ゾーン 相場心理学入門
こちらも投資界隈では名著に値する書籍です。
スポーツ選手によくみられる「ゾーンに入る現象」をトレーダーも獲得することが本書の目的です。
今回の記事で書いた「恐れ」や「焦り」などの感情を捨てるにはどうしたらよいのかが解説されています。
みなさんも 自分のポジションに何も恐れを抱かない 究極のトレーダーを目指しましょう。
◆ トレーダーがゾーンに入るための心得を習得できる
◆ 相場心理の基礎と応用が1冊で完結している
◆ 答えが曖昧なので自分で考える力がつく
【目次】
1章 成功への扉
2章 トレードの誘惑(そして落とし穴)
3章 責任を取る
4章 一貫性 心理状態
5章 認識の力学
6章 マーケットの観点
7章 トレーダーの優位性 確率で考える
8章 信念の役割
9章 信念の性質
10章 信念がトレードに及ぼす影響
11章 トレーダー的思考法
勝つことより負けないこと
最後に私が伝えたいことは 勝つことより負けないことを優先する ということです。
難しい局面でロットを張った取引をしてはいけません。
必ずチャンス相場はやってきます。
難しい局面では、今日お伝えした本を読むなど勉強の時間にしましょう。
相場は生き物です。
あなたが5年後でも10年後でも相場の世界で生き残っていることを祈っています。
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